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医龍 原作の登場人物

医龍-Team Medical Dragon-(いりゅう チームメディカルドラゴン)は、永井明原案、吉沼美恵医療監修、乃木坂太郎作画による日本の医療を題材とした青年漫画です。2002年より、ビッグコミックスペリオールにて連載開始しました。

医龍原作 主要登場人物

医龍は、医療ミス、抗がん剤治療、院内感染、内科と外科の対立、チーム医療、医局制度と現在医療を取り巻く諸問題を告発する物語となっており、さまざまで魅力的な登場人物が作品をもり立てております。

医龍 バチスタチーム

バチスタ手術とは、重篤な心疾患である、拡張型心筋症に対する手術療法のひとつとして考案された術式である。加藤によって、この難しい療法をひろく確立する、画期的な成果をあげるための実動部隊として召集される。

朝田龍太郎(あさだ りゅうたろう)

熟達の腕を持つ外科医。かつては医療支援NGOで「医龍(Team Medical Dragon)」と呼ばれた医療チームを率いていた。加藤のスカウトにより、明真大学付属病院の胸部心臓外科医となる。外科医として天才であり、手術室ではカリスマ的存在である。患者に接する態度も、とても真摯である。

加藤晶(かとう あきら)

明真大学助教授にして、明真大学付属病院胸部心臓外科医。自分の野心(バチスタ手術論文による教授昇進)のために朝田をスカウトする。「若くして(もしくは「女だてらに」)助教授になっただけのことはある」と周囲に言われるように今尚美貌で、正義感と明晰な判断力を持つ一方、弱い心も併せ持つ。朝田が認めるほどに手術の技術も高い。

伊集院登(いじゅういん のぼる)

研修医。現在の医局に嫌気がさしながらも、医局内での保身に腐心し、何事も無く過ごしていくことを第一に思っているという(いわゆる事勿れ主義)、医局の典型的研修医として登場した。現在もその片鱗は残っている。朝田曰く「医局で一番自分の事しか考えていない人間」。医局のやり方に合わない朝田に反発するも、彼の厳しい指導の下で腕を磨いていく。性格が手伝って繊細な作業を得意とし加藤もその技術を認めている。

荒瀬門次(あらせ もんじ)

明真大学付属病院救急救命部麻酔医で全身管理を司る麻酔のプロ。明真大学付属病院救急救命部に「手術一回につき100万円」という高額な報酬で雇われている。その仕事ぶりは赤ん坊すら麻酔薬を使った時の理想である「ゆっくり数えて7つ」で麻酔を効かせ、的確な判断で生体肝移植のドナーの術中死を未然に食い止めるほどの腕前。麻酔薬の治験のために多くの患者を死なせた過去を持ち、贖罪のために敢えて守銭奴を演じ、高価な酒で泥酔するなど悪役として振る舞っている。

里原ミキ(さとはら みき)

看護師。朝田と医療支援NGOを供にした経験を持ち、オペ看(器械出し)として手術中の看護師としての腕は冴え、医師の信用を勝ち得る。朝田に恋心を抱いており、親密な仲にある。霧島軍司の異母妹。

藤吉圭介(ふじよし けいすけ)

明真大学講師にして、明真大学付属病院循環器内科医。患者を第一に考える、明真大学病院では珍しい医者。優しく面倒見が良い。先天的な心臓病を持つ樹里という名の娘がおり、自身もまた先天性心臓病の持ち主。朝田には「とっつあん」呼ばわりされている。

医龍 胸部心臓外科

野口教授を頂点とする明真大学医学部内の医局のひとつ。その実態は封建社会そのもの―権力が患者の人権を踏みにじり、医療ミス、そして癒着を固く隠蔽する。

霧島軍司(きりしま ぐんじ)

北日本大学心臓外科医。ミキの腹違いの兄で、かつて朝田の先輩であった。医局におけるいわゆる「エリート」である。徹底的にスパルタ教育を受けてきたため、手術の才能は優れたものであり、そのほかの面でも一見優秀に見えるが、ミキに「兄さんはどう努力しても朝田を超えられない」といわれてしまう。朝田を北日本大学から追放した張本人であり、因縁の相手。北日本大でバチスタ手術を成功させた。野口によって後継候補に推される。

木原毅彦(きはら たけひこ)

明真大学助手にして明真大学病院胸部心臓外科医。医局の権威を無視する朝田に敵意を抱く。悪役ではあるが作品では母親思いの優しい側面も描写されている。選挙管理委員に選ばれ、野口の歓心を引くために腐心する。作品では(この物語における)平均的な医局員の代表としての側面が強い。その場その場によって表情がまったく異なり、漫画の特長であるデフォルメが最も色濃くなされている人物である。

野口賢雄(のぐち たけお)

明真大学付属病院心臓外科教授にして、明真大学病院胸部心臓外科医局長。権力を一手に握り、ミスが起これば部下に責任をなすりつけ自分の保身を図る男。丸メガネがトレードマークで、政治力には非常に長けている。物語が進むにつれて権力の妖怪の様相が濃さを増し続けており、その不気味そのものの存在感は計り知れないものがある。

鱈淵純(たらぶち じゅん)

伊集院と同期の研修医。伊集院をいつも小馬鹿にするも医師としての能力は低く(外科医の基本である縫合すらまともにこなせない)、いつも周りの足を引っ張る。プライドだけは高い。

中田(なかた)

明真大学病院胸部心臓外科医。心臓外科の中では朝田、加藤につぐ腕利きであると同時に伊集院の腕を認めたり、朝田の技術に一目おくなど医局の中では公平な考えを持つ医師。医局内の権力闘争を冷ややかに見ている。

医龍 救急救命部

明真大学病院が新しい経営スタイルを模索する上で最近新たに設立された部局。アメリカから腕利きの医師である鬼頭直人を招聘したり、かなり自由な予算裁量権を与えるなど、明真大学としても力を入れている部局である。

鬼頭直人(きとう なおと)

明真大学病院救急救命部の責任者で、明真大学の理事会が救急救命部の成績を上げる為にアメリカのアイルトン大から呼び寄せた外様教授。臨床における腕はかなり高いレベルにあるものと推測される。日本の医療を変えるという野心に溢れた男で、救急救命部に朝田を引き入れようとする。

国立笙一郎(くにたち しょういちろう)

UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)元教授。明真大学胸部心臓外科教授選挙に出馬するために日本に帰国。明真大学病院救命救急部の鬼頭直人とは同期。現在、救急救命部助教授。

権藤(ごんどう)

かわいくないパンダのような顔(朝田談)をした救急救命部の医師。

医龍 教授会

医局員が足を踏み入れることを許されない、権力者たちの聖域。

祖父江真介(そふえ しんすけ)

明真大学病院・消化器外科教授。野口とは学生時代からの因縁があるが、教授選では手を結ぶ。

烏丸(からすま)

明真大学病院・循環器内科教授。患者の治療方針に関し藤吉と度々衝突。折を見て口実をつけ藤吉を飛ばすことを画策している。

大島(おおしま)

明真大学病院の若手教授。教授選改革に積極的。空気の読めない男で教授会の権力闘争からは無縁。その陰のない性格について鬼頭に心の中で「単細胞」と毒ずかれたことも。

医龍 原作単行本

  • 医龍 第1巻 初版 2002年11月1日
  • 医龍 第2巻 初版 2003年3月1日
  • 医龍 第3巻 初版 2003年6月1日
  • 医龍 第4巻 初版 2003年11月1日
  • 医龍 第5巻 初版 2003年12月1日
  • 医龍 第6巻 初版 2004年8月1日
  • 医龍 第7巻 初版 2004年12月1日
  • 医龍 第8巻 初版 2005年4月1日
  • 医龍 第9巻 初版 2005年9月1日
  • 医龍 第10巻 初版 2006年2月1日
  • 医龍 第11巻 初版 2006年5月1日
  • 医龍 第12巻 初版 2006年9月29日
  • 医龍 第13巻 初版 2007年4月4日
  • 医龍 第14巻 初版 2007年8月4日


医龍 1~14巻セット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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